壁の高い位置や窓の上に付いている丸いカバー、給気口を意識したことはあるでしょうか。24時間換気の給気口についているフィルターは、日常の掃除では見落とされがちな場所のひとつです。仙台の冬は冷え込みが厳しく、給気口から入る冷たい外気が気になって閉めたくなる方も多いはずですが、実はそこにも注意点があります。ここでは給気口フィルターの汚れの正体とお手入れ方法、冬場の付き合い方を整理します。
給気口とは何か
給気口は、外の空気を室内に取り込むための開口部で、壁の丸いカバーや窓枠に組み込まれた小さな開口として設置されています。多くの住宅では、浴室やトイレの換気扇で室内の空気を排気し、その分の空気を給気口から取り込む仕組みになっています。2003年の建築基準法改正によるシックハウス対策で、住宅の居室には原則として24時間換気などの機械換気設備の設置が求められるようになり、給気口はその仕組みの入り口にあたる存在です。
フィルターが黒くなる原因
給気口のカバーを開けると、内側に取り付けられたフィルターが灰色から黒っぽく変色していることがあります。これは外気に含まれるホコリや排気ガスの粒子、花粉などがフィルターに付着して蓄積したものです。屋外に面している以上、室内のフィルター以上に汚れがたまりやすい部分といえます。フィルターが目詰まりすると、取り込める空気の量が減り、24時間換気全体の働きが弱くなってしまいます。
給気口フィルターのお手入れ手順
給気口フィルターのお手入れは、次のような流れで進めます。
- カバーを外す(多くはツメを押す、または回して外すつくりです)
- フィルターに付いたホコリを掃除機で吸い取る
- 水洗いできるタイプは中性洗剤を薄めた水で押し洗いし、完全に乾かしてから取り付ける
- 交換タイプのフィルターは新しいものに交換する
カバーの外し方やフィルターが水洗いできるかどうかは製品によって異なるため、取扱説明書を確認するか、賃貸の場合は管理会社に確認してから作業することをおすすめします。お手入れの頻度についても一律の目安はなく、取扱説明書に記載がある場合はそれに従うのが安心です。
仙台の冬、給気口を閉め切りたくなる気持ち
仙台の冬は冷え込みが厳しく、給気口から入ってくる冷たい外気が気になって、フタを閉めたり目張りしたりしたくなる方も多いと思います。しかし給気口を閉め切ってしまうと、24時間換気の空気の流れが不十分になり、室内の湿気がこもりやすくなります。その結果、窓の結露やカビが発生しやすくなることがあるとされています。寒さ対策は暖房器具や断熱グッズで行い、給気口そのものは閉め切らないことが基本です。風量調整機能が付いている製品であれば、風量を弱めに調整したり、風向きを変えたりする方法もあります。給気口の前に家具やカーテンを置いてふさいでしまわないよう配置にも気を配りましょう。結露やカビへの対策については仙台の冬に増える窓の結露、放置するとどうなる?住まいのお手入れでできる対策でも詳しく紹介しています。
排気側の換気扇もあわせて点検
給気口とセットで働いているのが、浴室やトイレなどの排気側の換気扇です。給気口のフィルターだけをきれいにしても、排気側にホコリがたまって働きが弱くなっていると、換気全体のバランスが崩れてしまいます。浴室の換気扇・浴室乾燥機にたまるホコリと内部の汚れについては浴室の換気扇・浴室乾燥機にたまるホコリと内部汚れ、放置するとどうなる?で取り上げていますので、あわせて点検してみてください。
賃貸の場合の注意点
賃貸物件では、給気口や換気扇の破損・故障は設備の一部にあたるため、修理や交換が必要になった場合はまず管理会社や大家に相談してください。フィルターの日常的な掃除は入居者が行うことが一般的ですが、交換費用の負担については契約内容によって異なるため、気になる場合は契約書を確認するか管理会社に問い合わせておくと安心です。
住まい全体のホコリやカビが気になったら
給気口のフィルターだけでなく、押入れやクローゼットなど住まい全体の湿気・カビ対策が気になる方も少なくありません。すまちょくでは仙台市内のハウスクリーニングを承っており、給気口まわりの掃除そのものについても対応可否を見積りの際に確認できます。気になる方は無料見積りフォームからご相談ください。詳しい対応範囲はハウスクリーニングのページでご確認いただけます。
